アルミニウムは低密度、軽量、表面処理のしやすさ、低コストなど身近な材質でもあります。さまざまな形状のアルミ押出成形材はPCやスマートフォンの電気・電子機器業界で広く利用されています。ほかにコンピュータのヒートシンク、入退室管理システム、テレビのフレーム、スピーカーの筐体があります。
* 広範な業界に、アルミニウムソリューションを
RHグループは金型設計、型開きにおける豊富な実績と能力で数多のアルミ押出形材を作り出しています。専門性を持つ金型設計者4名、解析者2名、金型職人6名がチームとなり携わっています。これまで生産した10万個以上にのぼる形材は様々な分野で利用されています。
RHグループは、2000系から7000系までのアルミ合金を形材に加工します。強度、硬度、抵抗にすぐれたアルミ押出形材は汎用品のアルミ丸パイプ、丸棒をはじめお客様の用途に応じた様々な形状の特注形材を生産いたします。
当社は前方押出生産ライン14基、後方押出生産ライン2基、アルミ溶解炉3基、均質化炉2基、焼入炉1基、老化炉5基、直伸機、矯正機4基、直径縮小機3基、センタレス研磨機1基、研磨機2基、高精度製材機12基を保有します。生産ラインによって異なりますが600T-3600Tの年間生産量を誇っており、全生産ラインでは60000T以上の年間総生産量の能力を保持します。
当社では表面処理を施したアルミ形材を提供いたします。研磨、絞り、アルマイト、電気メッキ、サンドブラスト、ダスティング加工など用途に応じた処理を行います。オプション加工の場合もございますのでご相談ください。
当社は精密加工における技術と設備能力を保持しており、精密切断機、ワイヤーカット放電加工機130台、CNC工作機械270台を保有します。航空宇宙用アルミ部品、自動車部品、実験器具部品、医療機器部品など精密部品の特注アルミ形材を生産します。
当社では2012年にR&Dセンターを構築し、鋳造、金型、押出、熱処理、品質分析分野の専門研究員を配置しています。また、2017年にR&Dセンターの名称を試験検査センターに変更し、第三者検査機関、大学と提携して時代のニーズに即した新素材の開発ならびに科学的分析、新技術の活用を積極的に行なっています。イタリアGNR発光分光分析装置、ドイツASCONA断面寸法測定装置、金属顕微鏡、デジタルロックウェル&ビッカース硬度計などの高度試験装置を配備し、求められる規格の化学成分分析、機械的性質試験、精密寸法測定、金属組織分析を実施します。